7.磨耗したケーブル、擦り切れたケーブル、または何かではさまれているケーブル がないかをチェックします。

8.パワー・サプライ・カバーの留め金具 (ねじまたはリベット) が取り外された り、不正な変更がされていないことを確認します。

電気機器の保守のためのガイドライン

電気機器の保守を行う際は次のガイドラインに従います。

v作業域に電気的危険がないかどうかをチェックしてください。こうした危険と は、例えば、濡れたフロア、接地されていない電源延長ケーブル、電気サージ、 安全保護用のアースがないことなどです。

v承認済みのツールおよびテスト装置を使用してください。工具の中には、握りや 柄の部分のソフト・カバーが感電防止のための絶縁性を持たないものがありま す。

v安全な操作状態のために電気ハンド・ツールを規則的に検査および保守してくだ さい。磨耗したり破損したツールやテスターは使用しないでください。

vデンタル・ミラーの反射面で、通電中の電気回路に触れないでください。この表 面は導電性があります。これで触れると、人体の傷害や機械の損傷を起こす可能 性があります。

vゴム製のフロア・マットの中には、静電気の放電を減少させるために、小さい導 電ファイバーを含むものがあります。このタイプのマットを感電の保護として使 用しないでください。

v危険な状態、または危険な電圧を持つ装置のそばで、1 人で作業しないでくださ い。

v電気事故が発生した場合に、すぐに電源をオフにできるよう、非常電源切断 (EPO) スイッチ、切断スイッチ、あるいは電源コンセントの場所を見つけておき ます。

v機械的な点検、電源近くでの作業、またはメイン・ユニットの取り外しや取り付 けを行う前には、すべての電源を切り離してください。

v機器での作業を開始する前に、電源コードを抜いておきます。電源コードを抜く ことができない場合は、この機器に電力を供給している配電盤の電源をオフにし てこの配電盤をオフにロックするように、お客様に依頼してください。

v電源と回路が切断されていることを前提にしないでください。まず、電源がオフ になっていることを確認してください。

v電気回路がむき出しの機器で作業する必要がある場合、次の予防手段をとってく ださい。

必要に応じて、すぐに電源スイッチを切れるように、電源オフ制御機構を理解 している別の人物に立ち会ってもらう。

電源がオンになっている電気装置の作業を行う際は、片手のみを使用する。も う一方の手は、ポケットの中に入れておくか、背中に回しておきます。こうす ることで、感電の原因となる完全な回路が形成されるのを防ぐことができま す。

テスターを使用する際には、制御機構を正しくセットして、このテスター用に 承認されたプローブ・リード線および付属品を使用する。

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IBM 4347 manual 電気機器の保守のためのガイドライン