vコンポーネント上の青い表示はタッチ・ポイントを示しています。コンポーネン トをサーバーから取り外したり、取り付けたりするとき、またはラッチを開閉す るときなどは、このタッチ・ポイントをつかみます。

vオプションの装置を取り付ける場合、サーバーの側面を下にすると、作業が容易 になることがあります。

vサーバーでの作業が終わったら、すべての安全シールド、ガード、ラベル、およ び接地ワイヤーを再取り付けします。

vこのサーバーがサポートするオプションの装置の一覧は、 http://www.ibm.com/servers/eserver/serverproven/compat/us/ を参照してください。

システムの信頼性に関するガイドライン

適切な冷却とシステムの信頼性を確保するために、以下のことを確認してくださ い。

v各ドライブ・ベイに、ドライブまたはフィラー・パネルと、電磁適合性 (EMC) シールドが取り付けられている。

vサーバーにリダンダント電源が付いている場合は、パワー・サプライ・ベイのそ れぞれにパワー・サプライが取り付けられている。

vサーバーの周囲に、サーバーが冷却システムを正しく作動させるための十分なス ペースがある。サーバーの前面と背面の周囲には、約 50 mm のオープン・スペ ースが確保されていること。ファンの前には物を置かないでください。適切な冷 却と空気の流れを確保するために、サーバーのカバーを元通りに取り付けてから サーバーの電源をオンにしてください。サーバーのカバーを外したままで、サー バーを長時間 (30 分よりも長く) 動作させると、サーバー・コンポーネントを損 傷するおそれがあります。

vオプションのアダプターに付属する配線手順に従っている。

vファンが故障した状態でサーバーを操作しない。

vエアー・バッフルを取り付けずにサーバーを稼働させないこと。エアー・バッフ ルなしでサーバーを作動させると、マイクロプロセッサーがオーバーヒートする 原因になる場合があります。

静電気の影響を受けやすい部品の取り扱い

重要: 静電気は、サーバーおよびその他の電子部品に損傷を与える可能性がありま す。損傷を避けるために、静電気の影響を受けやすい部品は、取り付ける準備がで きるまで帯電防止パッケージに入れておいてください。

静電気放電による損傷のおそれを減らすために、次の注意事項を守ってください。

v動きを制限する。動くと、周囲に静電気が蓄積されることがあります。

v接地システムの使用をお勧めします。例えば、静電気放電用のリスト・ストラッ プがあればそれを着用してください。電源オンのサーバー内で作業するときは、 必ず静電気放電用リスト・ストラップまたはその他の接地システムを使用してく ださい。

v部品は、端またはフレームを持って慎重に取り扱ってください。

vはんだの接合部、ピン、または露出した回路には触れないでください。

v部品は、他の人が触ったり、あるいは部品に損傷を与えたりできるような場所に 放置しないでください。

64IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き

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IBM 4347 manual システムの信頼性に関するガイドライン, 静電気の影響を受けやすい部品の取り扱い