3章 プロジェクトの操作
© National Instruments Corporation 3-3 LabVIEW SignalExpress スタートアップガイド
示されます。
プロジェクトのステップを実行している間にも、データ
ビューは更新され続けます。
プロジェクトの実行中に測定の構成を変更し
たり、測定結果を即座に表示したりすることができます。
プロジェクトの
実行中にステップの構成を変更すると、この変更は LabVIEW
SignalExpress に直ちに適用されます。
1回実行ボタンをクリックすると、
プロジェクトのすべてのステップが1回実行されます。
サンプルプロジェクトを実行して信号を表示するには、以下の手順に従っ
てください。
1. 左に示す実行ボタンをクリックし、プロジェクトのすべてのステップ
を連続的に実行します。
プロジェクトはテキストファイルから信号をロードし、信号上で 2
つの操作(振幅とレベル計測およびひずみ計測)を実行します。
「振
幅とレベル」ステップおよび「ひずみ」ステップは、これらの測定を
個別に���行します。
プロジェクトを実行する場合、ステップは入力信
号を解析し、解析結果として新規の出力信号を生成します。
このプロ
ジェクトでは、ASCIIからロード」ステップが歪み正弦波をロード
し、「振幅とレベル」ステップと「ひずみ」ステップはこの正弦波を
解析した後、両方のステップ共、新規出力を返します。
プロジェクト
ビューでは、入力は赤い矢印が付いた状態、出力は青い矢印が付いた
状態で示されます。
データビューのグラフには、時間領域信号であるロードされた信号が
引き続き含まれています。
グラフには、時間領域、周波数領域、また
x-y 信号が表示されます。
2. プロジェクトビューで「ひずみ」ステップのエクスポートスペクトル
出力信号をクリックしてデータビューにドラッグし、その信号を表示
します。
データビューに新規のグラフが作成されます。
エクスポートスペクト
信号が周波数領域信号のため、時間領域信号のように同じグラフに
エクスポートスペクトル信号は表示されません。
LabVIEW
SignalExpressでは自動的に異なる信号タイプを認識し、適切な表示
でその信号をレンダリングします。
3. 信号タイプの詳細については、ヘルプ→ LabVIEW SignalExpress
ルプを選択して検索タブをクリックし、「信号タイプ」と入力して
LabVIEW SignalExpressヘルプ』を参照してください。
このヘルプ
は、プロジェクト、ステップ、信号など、LabVIEW SignalExpress
の機能の詳細を記載しています。
4. 「振幅とレベル」ステップの DC 出力をクリックしてデータビューに
ドラッグし、その測定を表示します。
DC 出力からスカラ計測を表示する表が作成されます。