第4章 信号を操作する
LabVIEW SignalExpressスタートアップガイド 4-6 ni.com/jp
3. グラフ内で信号をドラッグすることで、2つの信号の立ち上がりエッ
ジを整列してみます。
信号をクリックしてアンカーポイントを設定
し、<Alt> キーを押したまま信号をクリックして、x軸と y軸の方向
でアンカーポイントの周りにドラッグします。
ステップ設定ダイアログボックスの整列タブ上では、信号をドラッグ
するたびに、ステップによりアライメント仕様を満たすのに必要な
x 軸と y 軸のゲインとオフセットの値が計算され、表示されます。
4. モードプルダウンメニューから自動ステップを選択し、信号を整列し
ます。
このアライメントモードは、標準アルゴリズムに基づいていま
す。
ステップ設定ダイアログボックスの下のグラフには、2つの信号にお
ける相違が表示されます。
5. 入力 /出力タブの整列した信号をエクスポートチェックボックスを有
効にし、信号をステップの出力に追加します。
6. データビュータブを選択し、データビューを開きます。
7. 左に示すビューを追加ボタンをクリックし、3つ目のグラフを追加し
ます。
8. 「対話式アライメント」ステップの整列された基準出力と整列された
テスト出力を新しいグラフにドラッグし、整列された信号を表示しま
す。
9. ファイル→プロジェクトを保存を選択してプロジェクトを保存しま
す。
LabVIEW SignalExpress の信号タイプ
ステップの中には、「演算」ステップなど、複数の信号タイプを処理でき
るステップがあります。
たとえば、「演算」ステップでは、時間領域また
は周波数領域の波形を処理することができます。
この「演算」ステップで
は、そのステップで選択した入力信号のタイプによって動作が異なりま
す。
たとえば、2つの時間領域信号を追加すると、その振幅のみが追加さ
れます。
これに対し、2つの周波数領域位相信号を追加すると、適切な位
相シフトが追加されます。
詳細は、『LabVIEW SignalExpressヘルプ 』を参照してください。この
ヘルプは、ヘルプ→ LabVIEW SignalExpress ヘルプを選択して検索タブ
をクリックし、「信号タイプ」と入力すると表示されます。