© National Instruments Corporation 5-1 LabVIEW SignalExpress スタートアップガイド
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データをロギングするLabVIEW SignalExpress は、測定の記録と解析を行います。
任意の時間
領域、倍精度、U32、ブールのステップ出力を記録できます。
また、解析
ステップを介してログデータを検証し、ログデータの解析と処理を行うこ
ともできます。
本章では、LabVIEW SignalExpress で統合データロギング機能を使用し
たデータの記録方法について説明します。
指定した信号の記録方法、信号
の再生方法、解析のステップを使用した信号の解析方法について習得しま
す。
また、指定した開始条件または停止条件に基づいて信号をログする記
録オプションビューの使用方法についても習得します。
信号を記録する
記録ボタンでデータロギング処理を構成できます。
記録する信号を指定し、その信号を記録するには、以下の手順に従ってく
ださい。
1. ファイル→プロジェクトを開くを選択し、SignalExpress¥
Examples¥Tutorial ディレクトリを参照して、Logging.seproj
をダブルクリックします。
このプロジェクトでは、「アナログ信号を作成」ステップを使用し、
フォーミュラに基づいて信号を生成します。
2. 左に示す記録ボタンをクリックし、信号選択をログダイアログボック
スを開きます。
信号選択をログダイアログボックスは、有効なプロジェクトで記録す
る信号を表示します。
記録には 1つまたは複数の信号を選択できま
す。
また、ログの名前と説明を指定することもできます。
3. アナログ信号を作成ステップで生成されるフォーミュラの信号を記録
するには、信号チェックボックスにチェックマークを付けます。
4. OK ボタンをクリックし、信号選択をログダイアログボックスを閉じ
て、信号の記録を開始します。
これで、停止ボタンがクリックされる
まで、ログ操作が継続されます。