診断プログラムは、IBM 拡張診断 CD に保管されています。これらのプログラム は、サーバーの主要なコンポーネントの基本テスト方式です。詳しくは、 17 ペー ジの『診断プログラムとエラー・メッセージ』を参照してください。

vエラー図表

この図表は、問題の症状と問題を修正するためのステップを示しています。詳し くは、 20 ページの『エラー図表』を参照してください。

v症状対 FRU 対応表

この表は、問題の症状と各問題を修正するためのステップを示しています。詳し くは、 85 ページの『第 7 章 症状対 FRU 対応表』を参照してください。

パワーオン・セルフテスト

サーバーの電源を入れると、パワーオン・セルフ・テスト (POST) は、一連のテス トを実行してシステム・コンポーネントおよび取り付けられたオプションの一部の 作動を検査します。

POST が問題を検出せずに終了すると、オペレーティング・システムの最初のウィ ンドウが開くか、またはアプリケーション・プログラムが表示されます。

POST で問題が検出されると、ビープ音が複数回鳴り、画面にエラー・メッセージ が表示されます。

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1.ユーザー・パスワードを設定している場合は、オペレーティング・システムを開 始する前に、プロンプト応じてパスワードを入力し、Enter を押す必要がありま す。

2.1 つの問題で複数のエラー・メッセージが出されることがあります。 これが発 生したら、最初のエラー・メッセージの原因を訂正する作業を行います。最初の エラー・メッセージの原因を訂正すると、次回にテストを実行するときに他のエ ラー・メッセージは通常解決されます。

POST ビープ音コード

POST では、正常終了または問題の検出を示すビープ音コードが生成されます。

v短いビープ音が 1 回の場合は POST の正常終了を示します。

v複数回のビープ音は、POST が問題を検出したことを示します。詳しくは、 86 ージの『ビープ音の症状』を参照してください。

POST で問題が検出されると (ビープ音が複数回鳴る)、画面にエラー・メッセージ が表示されます。詳しくは、 86 ページの『ビープ音の症状』および 88 ページの 『POST エラー・コード』を参照してください。

POST エラー・メッセージ

POST エラー・メッセージは、始動時に問題が検出されたときに表示されます。 POST メッセージの完全リストについては、 88 ページの『POST エラー・コード』 を参照してください。

16xSeries 206 Type 8482: ハードウェア・メインテナンスおよび トラブルシューティング・ガイド

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IBM 206 manual パワーオン・セルフテスト, Post ビープ音コード, Post エラー・メッセージ