この図に示されていないシステム・ボード上のジャンパー・ブロックは予約済みで す。 BIOS コード・リカバリーまたはブート・ブロック・リカバリー・ジャンパー については、 21 ページの『POST/BIOS 更新障害からのリカバリー』を参照してく ださい。

システム・ボードの取り外し

:

1.25 ページの『取り付けのガイドライン』、 26 ページの『静電気に敏感な部品の 取り扱い』、および 119 ページの『安全上の注意』をお読みください。

2.システム・ボードを取り替えるときは、システムを最新のファームウェアで更新 するか、お客さまがディスケットか CD イメージで提供する既存のファームウ ェアを復元する必要があります。

システム・ボードを取り外すには、次のステップを実行してください。

1.サーバーと接続装置の電源を切り、すべての電源コードと外部ケーブルをサーバ ーから切り離します。

2.サーバーの側面を下にして、カバーが上を向くように平らな場所に置きます。

3.カバーとサポート・ブラケットを取り外します ( 28 ページの『サイド・カバー の取り外し』および 30 ページの『サポート・ブラケットの取り外しと取り付 け』を参照)

4.システム・ボード上のすべてのケーブルを切り離します。

重要: ハード・ディスクのケーブルに荷重をかけないでください。必要な場合 は、それらのケーブルをハード・ディスク・バックプレーンから外さないとドラ イブ・ケージが回らないことがあります。

5.ドライブ・ケージを上方へ回します。

: ドライブ・ケージはピボット位置にロックされます。ドライブ・ケージを下 げるには、ドライブ・ケージ側面の青色のフラップを押し下げます。

6.システム・ボードに取り付けられている以下のすべてのコンポーネントを取り外 して、静電気防止された安全な場所に置きます。

vアダプター ( 49 ページの『アダプターの取り付け』を参照)SCSI ミニ PCI-Xアダプターを含む ( 68 ページの『SCSI ミニ PCI-Xアダプター』を参 )

vマイクロプロセッサーおよびファン・シンク・アセンブリー ( 74 ページの 『マイクロプロセッサーおよびファン・シンク』を参照)

重要: 新規のシステム・ボードに既存のマイクロプロセッサーを再取り付けす る場合、マイクロプロセッサーでの接着剤の取り扱いに注意してくださ い。マイクロプロセッサー上の接着剤を再使用する場合は、マイクロプ ロセッサーを汚さないようにしてください。交換用接着剤が交換システ ム・ボードで提供されている場合は、必ずこれまでの接着剤の痕跡をマ イクロプロセッサーからすっかり取り除いてから、新しい接着剤を使用 してください。

vDIMM ( 31 ページの『メモリー・モジュールの取り付け』を参照)

6 章 現場交換可能ユニット 81

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IBM 206 manual システム・ボードの取り外し