vオプションの IBM リモート管理アダプター II は、PCI-Xスロット 2 にしか取 り付けできません。それをシステム・ボード上のリモート管理アダプター II コネ クターに接続するには、このアダプターに付属のリボン・ケーブルを使用しま す。

vオプションの IBM リモート管理アダプター II を取り付ける場合は、ビデオ・ケ ーブルをシステム・ボードから切り離し、それをオプションのリモート管理アダ プター II に接続する必要があります。

vオプションの ServeRAID-6i+コントローラーは、PCI-Xスロット 1 にしか取り 付けできません。

vサーバーは、システム・リソースを割り当てる際に、PCI-Xスロット 2PCI-Xスロット 1、ミニ PCI-Xスロット、および PCI スロット 54、および 3 をス キャンします。次に、サーバーは、デフォルトの始動シーケンスが変更されてい ない限り、以下の順序で PCI 装置を開始します。つまり、PCI-Xスロット

2PCI-Xスロット 1、ミニ PCI-Xスロット、システム・ボード内蔵ドライブ電 子機器 (IDE) または SCSI 装置 (オプションの ServeRAID-6i+コントローラーを 含む)、および PCI スロット 543 の順序。

vサーバーがサポートするオプションのリストについては、 http://www.ibm.com/pc/support/ を参照してください。

システム・ボード上の拡張スロットの位置については、 77 ページの『システム・ボ ードのオプション・コネクター』を参照してください。

アダプターを取り付けるには、次のステップを実行してください。

1.25 ページの『取り付けのガイドライン』、および 119 ページの『安全上の注 意』をお読みください。

2.サーバーと周辺装置の電源を切り、すべての電源コードと外部ケーブルを外 し、サイド・カバーを取り除きます。 28 ページの『サイド・カバーの取り外 し』を参照してください。

3.アダプターに付属の配線手順がある場合は、それに従ってください。アダプタ ーを取り付ける前に、アダプター・ケーブルを配線します。

4.アダプターに付属の配線手順がある場合は、それに従ってジャンパーまたはス イッチを設定します。

5.フレーム・サポート・ブラケットを取り外します ( 30 ページの『サポート・ブ ラケットの取り外しと取り付け』を参照)

6.後部アダプター・リテンション・ブラケットを開放 (アンロック状態) 位置まで 回転させて、それをサーバーから取り外します。前部アダプター・リテンショ ン・ブラケットを開放位置まで回転させます。小型のアダプターを取るける場 合は、後部アダプター・リテンション・ブラケットのみを取り外します。

7.拡張スロット・カバーを取り外します。サーバーの背面から、スロット・カバ ーの上を押します。それをつかみ、拡張スロットから引き出します。カバー は、将来使用できるよう安全な場所に保管してください。

: 空のスロットにはすべて拡張スロット・カバーを取り付けておく必要があ ります。これにより、サーバーの電磁放射特性が維持され、かつサーバー のコンポーネントが適切に冷却されます。

50xSeries 206 Type 8482: ハードウェア・メインテナンスおよび トラブルシューティング・ガイド

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IBM manual XSeries 206 Type 8482 ハードウェア・メインテナンスおよび トラブルシューティング・ガイド