2.xSeries 206 サーバーにオプションのリモート管理アダプター II が付い ている場合は、サービス・プロセッサーのシステム・エラー・ログをチ ェックします。

a.システム・エラー・ログが技術員により交換される部品 (FRU) の損 傷を示している場合は、FRU を交換し、診断プログラムを実行し て、問題が解決されたことを確認します。

b.エラー・ログが FRU の損傷を示していない場合は、オペレーティン グ・システム・イベント・ログをチェックします。これらのログが特 定のエラーを示していない場合は、ステップ 3 に進んでください。

3.サーバーおよびすべての外部装置の電源を切ります。

4.ケーブルおよび電源コードをすべてチェックします。

5.ディスプレイの輝度調整とコントラストをすべて中間位置に設定しま す。

6.すべての外部装置の電源を入れます。

7.サーバーの電源を入れます。

8.画面とシリアル・ポートで POST エラーを監視し、画面に表示されるす べての POST エラー・メッセージを記録します。エラーが表示された場 合は、最初のエラーを調べてください ( 88 ページの『POST エラー・コ ード』を参照)

9.診断プログラムを実行します ( 18 ページの『診断プログラムの開始とテ スト・ログの表示』を参照)

003 DID THE DIAGNOSTIC PROGRAMS START (診断プログラムは開始しま

したか) ?

NO (いいえ)96 ページの『エラー症状』で障害の現象を見つけます。

YES (はい)。 診断プログラムを実行します ( 18 ページの『診断プログラム の開始とテスト・ログの表示』を参照)

エラーを受け取ったら 85 ページの『第 7 章 症状対 FRU 対応表』を参照 してください。

診断が正常に完了しても、引き続き問題があると思われる場合は、 109 ペー ジの『未解決問題』を参照してください。

サーバーの電源がオンにならない場合は、 96 ページの『エラー症状』を参 照してください。

診断ツールの概要

次のツールは、ハードウェア関連の問題の診断と解決に役立ちます。

vPOST ビープ音コードおよびエラー・メッセージ

パワーオン・セルフテスト (POST) は、テストが正常に完了した場合または問題 を検出したときに、ビープ音コードおよびメッセージを生成します。詳しくは、 16 ページの『パワーオン・セルフテスト』を参照してください。

v診断プログラム

3 章 診断 15

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IBM 206 manual 診断ツールの概要, 003 did the Diagnostic Programs Start 診断プログラムは開始しま