付録 カスケード接続

本製品においては N8406-***同士を接続するカスケード機能をサポートしています。 以下に本製品のカスケード機能に関し記載いたします。

<カスケード接続について>

本製品のカスケード機能に関しては以下の特徴があります。

カスケードを実施したスイッチモジュールそれぞれに接続された外部デバイスを共有することが

可能となります。

カスケードを実施したスイッチモジュールそれぞれに接続された CPU ブレードを共有することが可

能になります。

カスケード機能は 3Hop までのサポートとなります。

カスケードを実施したスイッチモジュール間での Zoning が実施できます。

カスケードを実施し Fabric を構築した場合、Fabric 中の 1 台のスイッチが Fabric の最上位スイッ

チ(Principal スイッチ)として動作します。(単体スイッチは全て Principal スイッチとして動作) Fabric 中では Principal スイッチ以外の全てのスイッチは下位スイッチ(Subordinate スイッチ)と

して動作します。

 

 

 

„ “fabricprincipal”により Fabric 中の Principal スイッチを任意のスイッ

 

 

ヒント

 

チに設定することが可能です。

 

 

 

„

スイッチ間を接続するカスケードパスは複数本接続することが可能です。

 

 

 

„

カスケードパスの冗長化、スイッチ間経路の冗長化を実施する事によりカス

 

 

 

 

ケードパス単一障害時の Fabric への影響を除去することが可能です。

 

„

カスケードを実施したスイッチモジュール間の最大転送レートは1カスケードパ

 

 

 

 

ス当たり 4Gbps となります。

重要

„4Hop 以上のカスケード接続はサポートされません。

„本製品がカスケード接続可能な製品は N8406-019/020 のみとなります。他の製品と のカスケード接続はサポートされません。

„同一ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)内の FC スイッチとのカスケード接続はで きません。

„カスケード接続を実施することによりスイッチモジュールにおけるスイッチの役 割(Principal/Subordinate)が変更(Fabric の再構築)される場合があります。

„カスケード実施時には接続したスイッチ内で Fabric の構築処理が実施されます。 Fabric の構築処理(再構築処置を含む)が行われた場合 Fabric 内で処理されてい る I/O に影響が発生する可能性があります。

„カスケードパス障害発生により Fabric から Principal スイッチが切り離される場 合、Fabric の再構築が実施されます。

„カ ス ケ ー ド パ ス 冗 長 化 、 ス イ ッ チ 間 経 路 の 冗 長 化 を 実 施 し て い る 場 合 で も

Principal スイッチ本体に障害が発生、Fabric より Principal スイッチが切り離さ れる場合は、他のスイッチで Fabric の再構築が行われます。

„カスケード接続したスイッチで ZONING 設定を実施する場合、スイッチ間を接続す るカスケードパスで利用するポートは ZONE 設定する必要はありません。カスケー ドパスは全ての ZONE で有効となります。カスケードパスでご利用のポートを ZONE に含み ZONING を実施した場合デバイス認識障害の発生原因となります。

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