付録 カスケード接続
本製品においては
<カスケード接続について>
本製品のカスケード機能に関しては以下の特徴があります。
・カスケードを実施したスイッチモジュールそれぞれに接続された外部デバイスを共有することが
可能となります。
・カスケードを実施したスイッチモジュールそれぞれに接続された CPU ブレードを共有することが可
能になります。
・カスケード機能は 3Hop までのサポートとなります。
・カスケードを実施したスイッチモジュール間での Zoning が実施できます。
・カスケードを実施し Fabric を構築した場合、Fabric 中の 1 台のスイッチが Fabric の最上位スイッ
チ(Principal スイッチ)として動作します。(単体スイッチは全て Principal スイッチとして動作) ・Fabric 中では Principal スイッチ以外の全てのスイッチは下位スイッチ(Subordinate スイッチ)と
して動作します。
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| “fabricprincipal”により Fabric 中の Principal スイッチを任意のスイッ | |
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| ヒント |
| チに設定することが可能です。 |
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| | スイッチ間を接続するカスケードパスは複数本接続することが可能です。 |
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| | カスケードパスの冗長化、スイッチ間経路の冗長化を実施する事によりカス |
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| ケードパス単一障害時の Fabric への影響を除去することが可能です。 |
| | カスケードを実施したスイッチモジュール間の最大転送レートは1カスケードパ | ||
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| ス当たり 4Gbps となります。 | |
重要 |
4Hop 以上のカスケード接続はサポートされません。
本製品がカスケード接続可能な製品は
同一ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)内の FC スイッチとのカスケード接続はで きません。
カスケード接続を実施することによりスイッチモジュールにおけるスイッチの役 割(Principal/Subordinate)が変更(Fabric の再構築)される場合があります。
カスケード実施時には接続したスイッチ内で Fabric の構築処理が実施されます。 Fabric の構築処理(再構築処置を含む)が行われた場合 Fabric 内で処理されてい る I/O に影響が発生する可能性があります。
カスケードパス障害発生により Fabric から Principal スイッチが切り離される場 合、Fabric の再構築が実施されます。
カ ス ケ ー ド パ ス 冗 長 化 、 ス イ ッ チ 間 経 路 の 冗 長 化 を 実 施 し て い る 場 合 で も
Principal スイッチ本体に障害が発生、Fabric より Principal スイッチが切り離さ れる場合は、他のスイッチで Fabric の再構築が行われます。
カスケード接続したスイッチで ZONING 設定を実施する場合、スイッチ間を接続す るカスケードパスで利用するポートは ZONE 設定する必要はありません。カスケー ドパスは全ての ZONE で有効となります。カスケードパスでご利用のポートを ZONE に含み ZONING を実施した場合デバイス認識障害の発生原因となります。
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