以下の手順に従って、本製品同士をカスケード接続します。

. カスケードを実施するスイッチの実装位置及び接続するポートに SFP モジュールが実装されて いることを確認してください。

SFP モジュール未実装である場合は実装してください。

. 追加接続するスイッチモジュールの内部設定を確認する。

Zoning 設定が実施されていないこと。Zoning 設定が実施されている場合は必ず Zone Configuration を無効とし、Zone Configuration を全て削除してください。

Zone Configration を削除した後は“cfgSave“コマンドで Zone Configuration の変更を保 存してください。

ZONE 情報の削除の方法に関しては“付録 装置設定機能中の ZONING 設定”を参照してください。

„ 稼働中のスイッチモジュールに新規導入のスイッチモジュールをカスケー

ヒント ド接続する場合、追加接続を実施するスイッチモジュールの ZONE 情報のみ 削除を実施してください。

„ 稼働中のシステムで利用しているスイッチモジュールの ZONE 情報を削除した場合、

重要 システム障害、データ破壊等の原因となります。運用中のシステムにおいてはスイ ッチモジュールの ZONE 情報削除は実施しないでください。

„ カスケードを実施することにより稼働中のスイッチモジュール内に設定されてい る ZONE 情報がカスケード接続されたスイッチモジュールに伝播し有効となります。

. 接続するスイッチモジュールを“switchdisable”コマンドで無効化してください。

WH040000557:admin>

WH040000557:admin> switchdisable

WH040000557:admin>

. 接続するスイッチモジュールの Domain ID を変更してください。

Domain ID の変更方法に関しては“付録 装置設定機能中の Domain ID 設定機能”を参照してく ださい。

. 接続するスイッチモジュール間を FC ケーブルで接続する。

. 無効化状態のスイッチモジュールを“switchenable”コマンドで有効化してください。

WH040000557:admin>

WH040000557:admin> switchenable

WH040000557:admin>

. 接続したスイッチモジュールの有効化が終了した後、それぞれのスイッチで“switchshow“コ マンドを実施し、スイッチ間のカスケードパスの接続状態を確認してください。

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