以下の手順に従って、本製品同士をカスケード接続します。
1. カスケードを実施するスイッチの実装位置及び接続するポートに SFP モジュールが実装されて いることを確認してください。
SFP モジュール未実装である場合は実装してください。
2. 追加接続するスイッチモジュールの内部設定を確認する。
Zoning 設定が実施されていないこと。Zoning 設定が実施されている場合は必ず Zone Configuration を無効とし、Zone Configuration を全て削除してください。
Zone Configration を削除した後は“cfgSave“コマンドで Zone Configuration の変更を保 存してください。
※ZONE 情報の削除の方法に関しては“付録 装置設定機能中の ZONING 設定”を参照してください。
稼働中のスイッチモジュールに新規導入のスイッチモジュールをカスケー
ヒント ド接続する場合、追加接続を実施するスイッチモジュールの ZONE 情報のみ 削除を実施してください。
稼働中のシステムで利用しているスイッチモジュールの ZONE 情報を削除した場合、
重要 システム障害、データ破壊等の原因となります。運用中のシステムにおいてはスイ ッチモジュールの ZONE 情報削除は実施しないでください。
カスケードを実施することにより稼働中のスイッチモジュール内に設定されてい る ZONE 情報がカスケード接続されたスイッチモジュールに伝播し有効となります。
3. 接続するスイッチモジュールを“switchdisable”コマンドで無効化してください。
WH040000557:admin>
WH040000557:admin> switchdisable
WH040000557:admin>
4. 接続するスイッチモジュールの Domain ID を変更してください。
※Domain ID の変更方法に関しては“付録 装置設定機能中の Domain ID 設定機能”を参照してく ださい。
5. 接続するスイッチモジュール間を FC ケーブルで接続する。
6. 無効化状態のスイッチモジュールを“switchenable”コマンドで有効化してください。
WH040000557:admin>
WH040000557:admin> switchenable
WH040000557:admin>
7. 接続したスイッチモジュールの有効化が終了した後、それぞれのスイッチで“switchshow“コ マンドを実施し、スイッチ間のカスケードパスの接続状態を確認してください。
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