演奏を録音する/再生する

Step5 エフェクトを使う~インサート・エフェクト

BR-8には、インサート・エフェクトルー プ・エフェクト の、2 系統のエフェクトが内蔵されています。ここではイン サート・エフェクトを使用します。

インサート・エフェクトとは

特定の信号ライン(BR-8の場合、入力の楽器や再生ト ラックなど)に直接かけるエフェクトのことをインサー ト・エフェクトと呼びます。ステージなどでギターとア ンプの間に接続するエフェクターもインサート・エフェ クトの一種です。これに対し、ミキサーなどのセンド/ リターン・ジャックに接続するエフェクトをループ・エ フェクトと呼びます。(P.36 参照)

パッチを変える

1.EFFECTS]を押します。

2.CURSOR ]を押して“PATCH”を選択します。

TIME/VALUE ダイヤルを回すと、次々とパッチが切り替 わり、エフェクト音も切り替わります。このときバイパ スがオン(エフェクトをかけない状態)の場合は、パッ チが切り替わると自動的にバイパスがオフになり、エ フェクトがかかった状態になります。画面中央にはパッ チ・ネームが、画面下部には使用しているアルゴリズム 名が表示されます。お好みのエフェクト・パッチを選ん でください。

エフェクト・パッチには、ステレオ録音でより効果が高まる ものも用意されています。ステレオ録音にするには「録音す るトラックを選ぶ」(P.33)をご覧ください。

エフェクト・パッチ・リスト(別紙)

インサート・エフェクト・アルゴリズム一覧(P.94

パッチとは

BR-8には、ギター用、ボーカル用をはじめ数多くのエ フェクトが搭載されており、これらのエフェクトは同時 に複数使用することができます。このようなエフェクト の組み合わせ(接続するエフェクトの種類や接続順など) をアルゴリズムと呼びます。

さらに、各エフェクトには音色を変えるためのパラメー ター(コンパクト・エフェクターのつまみに相当します) がいくつかあります。これらの組み合わせによって、音 づくりの可能性が無限に広がるわけですが、それら全て の状態をまとめて記憶させる単位をパッチと呼びます。

パッチを切り替えることにより、記憶しておいたエフェ クトの組み合わせやオン/オフの状態、パラメーターの 値などが全て呼び出されるため、一瞬で全く異なる音色 に変化させることができるのです。

インサート・エフェクトの詳しい操作方法については「イン サート・エフェクトを使う」(P.86)をご覧ください。

エフェクトを使わずに録音する

1.EFFECTS]を押します。

2.CURSOR ][ ]を押して“BYPASS”(バイ パス)を選択します。

3.TIME/VALUE ダイヤルを回して、オン/オフを切り替 えます。

バイパスがオンになると EFFECTS インジケーターが消 灯し、エフェクトのかかっていない音が出力されるよう になります。

演奏を録音する/再生する

3.EXIT]を押して、レベル・メーター表示画面に戻り ます。

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