ループ・エフェクトを使う
ここでは、ループ・エフェクト(コーラス/ディレイ/ダブリング、リバーブ)の設定値(パラメーター)の変更方法について 説明します。
ループ・エフェクトの説明については「ループ・エフェクトとは」(P.36)をご覧ください。
ループ・エフェクトはパッチを持っていません。ループ・エフェクトの設定は、曲のデータと一緒に保存されます。
ループ・エフェクトの設定を変更する
コーラス/ディレイ/ダブリング
ループ・エフェクトのコーラス/ディレイ/ダブリングに関 する設定をします。
※ コーラス/ディレイ/ダブリングは同時に使用すること ができません。いずれかを選択してお使いください。
1.[CHORUS/DELAY]を押します。
各トラックからコーラス/ディレイ/ダブリングに送る 音量(センド・レベル)を調節する画面が表示されます。
fig.07-21a(LCD:Send Chorus/Delay Level)
2.CURSOR[ ][ ]を押 して ト ラ ック を 選択 し、 TIME/VALUE ダイヤルを回してセンド・レベルを調節 します。
このとき CURSOR[ ]を押していくと、入力ソースのセ ンド・レベルを調節することができるようになります。また、 CURSOR[ ]を押していくと、リズム・ガイドのセンド・ レベルを調節することができるようになります。
ギターのバッキングを左右で広げたい場合、同じバッキング を2回別々のトラックに録音した後、パンを使って左右に広 げるテクニックがあります。これをダブリングといいます。
ループ・エフェクトの“DOUBL'N”を使用すると、1トラッ クのモノラル録音でもあとからダブリング効果を得ることが できますので、トラックを有効に活用することができます。
※ ループ・エフェクトの“DOUBL'N”(P.92)を使用する 場合は、再生時のパンを左または右に振り切った状態で、
“DOUBL'N”のパラメーターを調節してください。
4.[EXIT]を数回押して、レベル・メーター表示画面に 戻します。
3.もう一度[CHORUS/DELAY]を押します。
コーラス/ディレイ/ダブリングの設定画面が表示され ます。
エフェクト(コーラス/ディレイ/ダブリング)を切り 替えるには、[CURSOR]で“Effect Type”を選択し、 TIME/VALUE ダイヤルを回します。
その他のパラメーターについては、「ミキサー・エフェク
ト・パラメータ一の働き」(P.92)をご覧ください。
fig.07-22a(LCD:Send Chorus/Delay Parameter)
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