インサート・エフェクトを使う
ことが可能で、使用目的に合わせてそれぞれの設定を行います。
ここでは、インサート・エフェクトの各エフェクトの設定値(パラメーター)の変更方法と、その保存方法について説明します。
インサート・エフェクトの説明については「インサート・エ | インサート・エフェクトは、録音時に使用するだけでなく、 |
フェクトとは」(P.31)をご覧ください。 | 再生時に特定のトラックに使用したり、各トラックをミキシ |
| ングした音に対して使用することもできます。詳しくは「イ |
| ンサート・エフェクトの接続を変更する」(P.89)をご覧く |
ループ・エフェクトの説明については「ループ・エフェクト | ださい。 |
とは」(P.36)をご覧ください。 |
|
パッチとバンクについて
インサート・エフェクトで使用するエフェクトと、各エフェ クトのパラメーターは、パッチを呼び出すことで切り替える ことができます。パッチについての説明は「パッチとは」 (P.31)をご覧ください。
以下に、バンクの構成を示します。
fig.13-01(Patch Block)
INPUT SELECT
GUITAR/BASS MIC | LINE | SIMUL | ||||
|
|
|
|
|
|
|
プリセット・パッチには、あらかじめパッチのデータが書き 込まれており、設定を変更することはできますが、新たに書 き込むことはできません。
ユーザー・パッチは書き換えが可能で、パッチのデータは本 体に記憶されます。自分が作ったパッチを他の曲でも使いた い場合には、ユーザー・パッチとして記憶させると便利です。
ソング・パッチは、ユーザー・パッチと同じように書き換え が可能ですが、パッチのデータは曲のデータと一緒にディス クに保存されます。演奏を録音したときに使ったパッチを、 曲ごとに保存しておきたい場合に便利です。
※ ディスクが挿入されていない場合はソング・パッチ(S01 ~ S50)を選ぶことはできません。
ユーザー
パッチ
ソング
パッチ
プリセット パッチ
ギター
バンク
U01
:
U50
S01
:
S50
P01
:
P50
マイク
バンク
U01
:
U50
S01
:
S50
P01
:
P50
ライン
バンク
U01
:
U50
S01
:
S50
P01
:
P50
サイマル
バンク
U01
:
U50
S01
:
S50
P01
:
P50
工場出荷時、各バンクのユーザー・パッチ(U01 ~ U50)に は、プリセット・パッチ(P01 ~ P50)と同じパッチが記憶 されています。
新しく曲を作ったとき、各バンクのソング・パッチ(S01 ~ S50)には、ユーザー・パッチ(U01 ~ U50)と同じものが
また、これらのバンクの中で、パッチは更に次のように分類 されています。
• ユーザー・パッチ
• ソング・パッチ
• プリセット・パッチ
コピーされます。
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