システム診断

システム診断は装置に対して各種テストを行います。

EXPRESSBUILDER」の「ツール」メニューから「システム診断」を選択して診断してください。

システム診断の内容

システム診断には、次の項目があります。

本体に取り付けられているメモリのチェック

CPUキャッシュメモリのチェック

システムとして使用されているハードディスクのチェック

 

 

システム診断を行う時は、必ず本体に接続しているLANケーブルを外してください。接続

重要

したままシステム診断を行うと、ネットワークに影響をおよぼすおそれがあります。

 

 

ハードディスクのチェックでは、ディスクへの書き込みは行いません。

ヒント

 

システム診断の起動と終了

システム診断には、本体に直接接続されたコンソール(キーボード)を使用する方法と、シリ

アルポート経由で接続されている管理PCのコンソールを使用する方法(コンソールレス)が

あります。

それぞれの起動方法は次のとおりです。

 

 

「ソフトウェア編」の「EXPRESSBUILDER」では、コンソールレスでの通信方法にLAN

重要

COMポートの2つの方法を記載していますが、コンソールレスでのシステム診断ではCOM

 

 

ポートのみを使用することができます。

1.

シャットダウン処理を行った後、本体の電源をOFFにし、電源コードをコンセントから抜く。

2.

本体に接続しているLANケーブルをすべて取り外す。

3.

電源コードをコンセントに接続し、本体の電源をONにする。

4. CD-ROMEXPRESSBUILDER」を使ってシステムを起動する。

 

本体のコンソールを使用して起動する場合と、コンソールレスで起動する場合で手順が異なりま

 

す。「ソフトウェア編」の「EXPRESSBUILDER」を参照して正しく起動してください。

208

 

 

Page 234
Image 234
Mitsubishi Electronics FT8600  220Ra manual システム診断の内容, システム診断の起動と終了, 208