次に示す条件に当てはまるような場所には、設置しないでください。これらの場所にラック を設置したり、ラックに本装置を搭載したりすると、誤動作の原因となります。
ⓦ装置をラックから完全に引き出せないような狭い場所。
ⓦラックや搭載する装置の総重量に耐えられない場所。
ⓦスタビライザが設置できない場所や耐震工事を施さないと設置できない場所。
ⓦ床におうとつや傾斜がある場所。
ⓦ温度変化の激しい場所(暖房器、エアコン、冷蔵庫などの近く)。
ⓦ強い振動の発生する場所。
ⓦ腐食性ガスの発生する場所、薬品類の近くや薬品類がかかるおそれのある場所。
ⓦ帯電防止加工が施されていないじゅうたんを敷いた場所。
ⓦ物の落下が考えられる場所。
ⓦ強い磁界を発生させるもの(テレビ、ラジオ、放送/通信用アンテナ、送電線、電磁ク レーンなど)の近く(やむを得ない場合は、保守サービス会社に連絡してシールド工事な どを行ってください)。
ⓦ本装置の電源コードを他の接地線(特に大電力を消費する装置など)と共用しているコン セントに接続しなければならない場所。
ⓦ電源ノイズ(商用電源をリレーなどでON/OFFする場合の接点スパークなど)を発生する 装置の近く(電源ノイズを発生する装置の近くに設置するときは電源配線の分離やノイズ フィルタの取り付けなどを保守サービス会社に連絡して行ってください)。
ラック内部の温度上昇とエアフローについて
重要 複数台の装置を搭載したり、ラックの内部の通気が不十分だったりすると、ラック内部の温 度が各装置から発する熱によって上昇し、本装置の動作保証温度(10℃~35℃)を超え、 誤動作をしてしまうおそれがあります。運用中にラック内部の温度が保証範囲を超えないよ うラック内部、および室内のエアフローについて十分な検討と対策をしてください。
本装置では、前面から吸気し、背面へ排気します。
ハ ー ド ウ ェ ア 編
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