エラーメッセージ
本装置になんらかの異常が起きるとさまざまな形でエラーを通知します。ここでは、エラー メッセージの種類について説明します。
POST中のエラーメッセージ
本装置の電源をONにすると自動的に実行される 自己診断機能「POST」中に何らかの異常を検出す ると、ディスプレイ装置の画面にエラーメッ セージが表示されます(場合によってはその対処 方法も表示されます)。画面に表示されるメッ セージとその意味、対処方法については「ハード ウェア編」の63ページをご覧ください。
メモリの故障を示すメッセージ(例ではメモリ #1が故障した場合の表示)
Phoenix BIOS 4.0 Release 6.0.XXXX
:
CPU=Pentium III Processor XXX MHz 0640K System RAM Passed
0127M Extended RAM Passed
WARNING
0B60: DIMM group #1 has been disabled.
:
Press <F1> to resume, <F2> to setup
「ハードウェア編」に記載されているPOSTのエラーメッセージ一覧は本装置単体のもので ヒント� す。マザーボードに接続されているオプションのSCSIコントローラボード、ディスクアレ イコントローラボードに搭載されているBIOSのエラーメッセージとその対処方法について はオプションに添付のマニュアルを参照してください(本装置のマザーボードにSCSIコント ローラが搭載されている場合はこれらのメッセージも含まれています)。ディスクアレイコ ントローラボードについては、ディスクアレイコントローラボードに添付の説明書を参照し
てください。
ランプによるエラーメッセージ
本装置の前面や背面、ハードディスクのハンドル部分にあるランプはさまざまな状態を点 灯、点滅、消灯によるパターンや色による表示でユーザーに通知します。「故障かな?」と 思ったらランプの表示を確認してください。ランプ表示とその意味については「ハードウェ ア編」の41ページをご覧ください。
Windows 2000のエラーメッセージ
Windows 2000の起動後に致命的なエラー(STOPエラーやシステムエラー)が起きるとディ
スプレイ装置の画面がブルーに変わり、エラーに関する詳細なメッセージが表示されます。
*** STOP: 0x0000000A (0x00000074, 0x00000002, 0x00000001, 0x80108E7A)
IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL*** Address 80108E7A has base at 8010000 _ ntoskrnl.exe
画面のバックグラウンドの色は「ブルー」