Mitsubishi Electronics FT8600 220Ra manual Mwaの機能, 192

Models: FT8600 220Ra

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MWAの機能

MWAは本装置のシステムBIOSやベースボードマネージメントコントローラ(BMC)と接続 することにより以下の機能を実現しています。

リモートコンソール機能

本装置のPOST実行画面およびROM-DOS/MS-DOSのブート中の実行画面を管理PCMWAのウィンドウから見ることができます。またこの間、本装置を管理PCのキー ボードから操作できます。

本装置では、LAN経由のリモートコンソール実行中に、BMCCOM 2ポートを独

重要 占する場合があります。このとき、OS上からのCOM 2ポートは使用不可となりま す。

本装置でLAN接続によるリモートコンソールを実行する場合は、本装置の電源の ON/OFFは、MWAからリモートで操作してください。また、LAN経由のリモート コンソールは自動接続で実行してください。自動接続の設定はMWA ファーストス テップガイドを参照してください。

BIOS SETUPを通常の終了方法以外の手段(電源OFFやリセット)で終了すると本 装置上のコンフィグレーションのリモートコンソール設定項目が無効になる場合が あります。

本装置では、LAN/シリアル接続によるリモートコンソールを行う場合はBIOSセッ トアップで[Advanced]-[Memory Configuration]-[Extended Memory Test]を[Disabled]に設定してください。

LAN接続でのMWAリモート監視において、リモートコンソールの動作指定は「指 定なし(」Default設定)で使用してください。「MWAモードで実行」を指定すると、 本装置のOSが起動できなくなる場合があります。なお、MWAモードはOSMS- DOSの場合のみ使用できます。

リモートコンソール画面は、ネットワークの状態やデータ抜け、本装置の状態など によって正しく表示できないことがあります。また、接続コマンドでリモートコン ソールを開始した場合は、BIOS SETUP画面などで罫線や矢印などを正しく表示 できないことがあります。

リモートドライブ機能*

管理PC上のフロッピーディスクドライブまたは、フロッピーディスクのイメージファイ ルから本装置を起動することができます。

* LAN接続時のみの機能です。

本装置では、起動するOSやアプリケーションが使用するメモリサイズの関係でリ

チェックモートドライブで正しく起動できない場合があります。

LAN接続で、管理PC上のフロッピーディスクドライブから起動させる場合は本体の 電源をONにする前、または本体をリセットする前に起動可能なフロッピーディスク を管理PCにセットしてください。

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