オフライン保守ユーティリティ
オフライン保守ユーティリティは、本装置の予防保守、障害解析を行うためのユーティリティです。
ESMPROが起動できないような障害が本装置に起きた場合は、オフライン保守ユーティリティを使って障 害原因の確認ができます。
ⓦ オフライン保守ユーティリティは通常、保守員が使用するプログラムです。保守ユー
重要 ティリティを起動すると、メニューにヘルプ(機能や操作方法を示す説明)があります が、無理な操作をせずにオフライン保守ユーティリティの操作を熟知している保守サー ビス会社に連絡して、保守員の指示に従って操作してください。
ⓦオフライン保守ユーティリティが起動すると、クライアントから本装置へアクセスでき なくなります。
オフライン保守ユーティリティの起動方法
オフライン保守ユーティリティはさまざまな方法で起動することができます。
オフライン保守ユーティリティは手動で起動することもできますが、障害発生時に自動起動 させることもできます。
ⓦEXPRESSBUILDERからの起動
「EXPRESSBUILDERトップメニュー」から「ツール」-「オフライン保守ユーティリティ」
ⓦフロッピーディスクからの起動
「EXPRESSBUILDERトップメニュー」の「ツール」-「サポートディスクの作成」で作成し た「オフライン保守ユーティリティ起動FD」をセットして起動すると、オフライン保守 ユーティリティが起動します。
ⓦ手動起動(F4キー)
オフライン保守ユーティリティをインストール後、本装置の起動時の画面で<F4>キーを 押すと、ディスクよりオフライン保守ユーティリティが起動します。
ⓦ自動起動(OS運用中の障害)
OS動作中に致命的な障害が発生し、シャットダウン後、再起動するとオフライン保守 ユーティリティが自動的に起動します(あらかじめ、ESMPRO/ServerAgentで、「障害 発生時、オフライン保守ユーティリティを起動する」に設定をしておく必要がありま す)。
ⓦ自動起動(OSブート失敗)
OSブート監視機能が有効な場合、OSのブート(起動)を3回失敗すると、オフライン保守 ユーティリティが自動的に起動します。