4.障害処理のためのセットアップ
障害が起きたときにすぐに原因の見極めや解決ができるよう障害処理のためのセット アップをしてください。Windows 2000に関しては、本書で説明しています。
5.管理用ソフトウェアのインストールとセットアップ
出荷時にインストール済みの管理用ソフトウェアや、シームレスセットアップやマニュ アルでインストールしたソフトウェアをお使いになる環境にあった状態にセットアップ します。また、本装置と同じネットワーク上にある管理PCにインストールし、本装置を 管理・監視できるソフトウェアもあります。併せてインストールしてください。詳しく は「ソフトウェア編」をご覧ください。
6.システム情報のバックアップ
保守ユーティリティ「オフライン保守ユーティリティ」を使って本装置のマザーボード上 にある設定情報のバックアップを作成します。マザーボードの故障などによるパーツ交 換後に以前と同じ状態にセットアップするために大切な手順です。詳しくは32ページを ご覧ください。
導 入 編
各運用管理機能を利用するにあたって
本 装 置 で 障 害 監 視 な ど の 運 用 管 理 を 行 う に は 、 本 装 置 に 添 付 さ れ た E S M P R O / ServerAgent、ESMPRO/ServerManagerが必要となります。
この後で説明するセットアップ手順に従って各ソフトウェアのインストールおよび必要な設 定を行ってください。
各運用管理機能を利用する際には、以下の点にご注意ください。
サーバ管理機能を利用するにあたって
ⓦCPU/メモリ縮退機能を利用する場合やCPUやメモリを交換した場合は、BIOSのコン フィグレーションが必要です。「システムBIOS(121ページ)」を参照して「Processor Settings」や「Memory Configuration」、「Advanced」の各項目を設定してください。
ⓦサーバの各コンポーネント(CPU/メモリ/ディスク/ファン)の使用状況の監視やオペレー テ ィ ン グ シ ス テ ム の ス ト ー ル 監 視 な ど 、 監 視 項 目 に よ っ て は E S M P R O / ServerManager、ESMPRO/ServerAgentでしきい値などの設定が必要になります。詳 細は、各ソフトウェアに関する説明やオンラインヘルプなどを参照してください。
ストレージ管理機能を利用するにあたって
ディスクアレイシステムの管理を行うには、ディスクアレイコントローラボード(オプショ ン)とESMPRO/ServerAgentに加えて次のソフトウェアが必要です。
ⓦディスクアレイシステムを使用する場合
Power Console Plusをインストールしておく必要があります。「ソフトウェア編」の
「Power Console Plus(サーバ)」の説明に従ってPower Console Plus(サーバ)をイン
ストールしてください。
ディスク稼働率や予防保守性を高めるためにも、定期的な整合性チェック(コンシステン シチェック)を実行することをお勧めします(オンラインドキュメント「Power Console
Plusユーザーズマニュアル」の「定期的なチェックコンシステンシの実施」を参照してく ださい)。
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