第 4 章 OLAP の使用
分散統計関数の詳細については、『Sybase IQ リファレンス・マニュアル』の「第 5 章 SQL 関数」の「PERCENTILE_CONT 関数 [ 統計 ]」と「PERCENTILE_DISC 関数 [ 統計 ]」を参照してください。
数値関数
Sybase IQ でサポートされるOLAP 数値関数には、CEILING ( エイリアスはCEIL)、
EXP ( エイリアスはEXPONENTIAL)、FLOOR、LN ( エイリアスはLOG)、SQRT、
WIDTH_BUCKET があります。
<numeric value function> :: = <natural logarithm>
<exponential function> <power function>
<square root>
<floor function>
<ceiling function>
<width bucket function>
サポートされる数値関数の構文を表
表 |
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数値関数 | 構文 |
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自然対数 | LENGTH ( |
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指数関数 | EXP ( |
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累乗関数 | POWER ( |
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平方根 | SQRT ( |
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床関数 | FLOOR ( |
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天井関数 | CEILING ( |
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等幅ヒストグラム作成関数 | WIDTH_BUCKET ( expression, min_value, |
| max_value, num_buckets) |
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それぞれの数値関数の機能は次のとおりです。
•LN: 引数値の自然対数を返します。引数値がゼロまたは負の場合は、エ ラー状態が発生します。LN は LOG の同意語です。
•EXP: e ( 自然対数の底 ) の値を、引数値で指定された指数まで累乗した結 果を返します。
•POWER: 1 つ目の引数値を、2 つ目の引数値で指定された指数まで累乗し た結果を返します。両方の引数の値が 0 の場合は、1 が返されます。1 つ目 の引数が 0 で、2 つ目の引数が正の値である場合は、0 が返されます。1 つ 目の引数が 0 で、2 つ目の引数が負の値である場合は、例外が発生します。 1 つ目の引数が負の値で、2 つ目の引数が整数でない場合は、例外が発生 します。
•SQRT: 引数値の平方根を返します。これは、“POWER (expression, 0.5)” の 構文変換です。
パフォーマンス&チューニング・ガイド | 85 |