テーブル情報の表示
SELECT 文の使用 | このレッスンでは、データベース内のテーブルの 1 つを表示します。使用する | |||||||||
| コマンドは、employee という名前のテーブル全体を表示します。 | |||||||||
| 次のコマンドを実行します。 |
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| SELECT * FROM employee |
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| アスタリスクは、テーブル内のすべてのカラムを表す省略記号です。 | |||||||||
| SELECT 文は employee テーブルのすべてのローとカラムを取得し、DBISQL | |||||||||
| [ 結果 ] ウィンドウに次の該当するものが表示されます。 |
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| emp_id |
| manager_id |
| emp_fname |
| emp_lname |
| dept_id | |
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| 102 |
| 501 |
| Fran |
| Whitney |
| 100 |
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| 105 |
| 501 |
| Matthew |
| Cobb |
| 100 |
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| 129 |
| 902 |
| Philip |
| Chin |
| 200 |
|
| 148 |
| 1293 |
| Julie |
| Jordan |
| 300 |
|
| 160 |
| 501 |
| Robert |
| Breault |
| 100 |
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employee テーブルには、カラムに編成された複数のローが格納されています。 各カラムには、emp_lname や emp_id などの名前が付いています。会社の従業
員 1 人ずつに 1 つのローがあり、それぞれのローは各カラムに値を持ちます。 たとえば、従業員 ID が 102 の従業員は Fran Whitney であり、そのマネージャ は従業員 ID 501 です。
DBISQL [ メッセージ ] ウィンドウにも一部の情報が表示されます。この情報 については後で説明します。
大文字と小文字の区別 テーブル名 employee は、実際のテーブル名がすべて小文字の場合にも、先頭 は大文字の E で表示されます。Sybase IQ データベースは、文字列の比較で大 文字と小文字を区別するもの ( デフォルト ) と区別しないものを作成できます が、その識別子では常に大文字と小文字は区別されません。
注意 このマニュアルの例は、CREATE DATABASE 修飾子の CASE IGNORE
を使用して、大文字と小文字を区別しないように作成されています。デフォル トは CASE RESPECT であり、こちらの方がパフォーマンスが向上します。
データベースの作成方法については、『Sybase IQ システム管理ガイド』の「第 5 章 データベース・オブジェクトの使用」を参照してください。
SELECT の代わりに select または Select と入力することもできます。Sybase IQ では、キーワードを大文字、小文字、またはその両方の組み合わせで入力でき ます。このマニュアルでは、通常、SQL キーワードに大文字を使用しています。
DBISQL 環境の操作方法と DBISQL の使用法は、オペレーティング・システム によって異なります。
データをスクロールして DBISQL 環境を操作する方法については、『Sybase IQ ユーティリティ・ガイド』の「第 2 章 Interactive SQL (dbisql) の使用」を参照 してください。
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