Sybase 12.7 manual 重複したローの削除, Sybase IQ

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重複したローの削除

重複したローの削除

OVER 句は、関数がクエリの結果セットに対して処理を行うことを示します。

結果セットは、FROMWHEREGROUP BYHAVING の各句がすべて評価

された後で返されるローです。OVER 句には、ランク付け統計関数の計算の対 象となるローのデータ・セットを定義します。

同様に、逆分布関数では WITHIN GROUP (ORDER BY) 句を指定する必要があ ります。ORDER BY 句は、百分位関数を実行する式と、各グループでローを ソートする順序を指定します。この ORDER BY 句は、WITHIN GROUP 句の 中でだけ使用されるもので、SELECT ORDER BY とは異なります。WITHIN GROUP 句は、クエリの結果を並べ替えて、関数が結果を計算するためのデー タ・セットを形成します。

分析関数の詳細については、『Sybase IQ リファレンス・マニュアル』の「第 5

SQL 関数」「統計関数」を参照してください。個別の分析関数について は、「SQL 関数」の章の各関数の項を参照してください。

重複したローの削除

SELECT 文の結果テーブルに、重複したローが含まれることがあります。 DISTINCT キーワードを使用すると、重複したローを削除できます。たとえば、 次のコマンドを実行すると、多くの重複したローが返ります。

SELECT city, state FROM employee

市と州のユニークな組み合わせだけをリストするには、次のコマンドを使用し ます。

SELECT DISTINCT city, state FROM employee

注意 ROLLUP 演算子と CUBE 演算子は、DISTINCT キーワードをサポートし ていません。

この章では、単一テーブルの SELECT 文の概要について説明しました。単一 テーブルの SELECT 文の詳細については、『Sybase IQ システム管理ガイド』の 「第 5 章 データベース・オブジェクトの使用」、『Sybase IQ リファレンス・マ ニュアル』の「第 3 SQL 言語の要素」、『Sybase IQ リファレンス・マニュア ル』の「第 6 SQL 文」SELECT 文」を参照してください。

次の章では、SELECT 文の高度な使い方について説明します。

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