Sybase 12.7 manual Ntfs キャッシュの使用, ページ・フォールトのモニタリング, Sybase IQ

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ページ・フォールトのモニタリング

NTFS キャッシュの使用

ページ・フォールトのモニタリング

上記と同じように、Windows パフォーマンス モニタで [Sybase IQ] プロセスを選 択します。[Page Faults/sec] カウンタを選択します。このカウンタには、「ソフト」 ページ・フォールトと「ハード」ページ・フォールトの両方が含まれます。ハー ド・ページ・フォールトは、ディスクI/O を引き起こすページ・フォールトです。 ソフト・ページ・フォールトは一般に、パフォーマンスの問題には関係しません。

ハード・ページ・フォールトの数値を調べるには、[LogicalDisk] オブジェクト、 および pagefile.sys ファイルが格納されている場所 ( このファイルは Sybase IQ データベースとは別のボリュームに格納してください) のインスタンスを選択 します。[Disk Transfers/sec] カウンタを選択します。この値を [Page Faults/sec] の値と比較すると、ページ・フォールトに対するハード・ページ・フォールト の割合がわかります。ページ・ファイルへの I/O アクティビティはほとんどな いことが理想です。ただし、メモリが少ない構成では、ページングが発生する ことが多くなります。

ハード・ページ・フォールト率が毎秒 20 を超える状態が持続する場合は、マ シンの物理メモリが過度に割り付けられています。

NTFS キャッシュの使用

ネットワーク・サービスのサーバのオプションで [ ネットワーク アプリケー ションのスループットを最大にする ] を有効にした状態で、NTFS とその関連 のキャッシュを使用すると、挿入とクエリの両方で Sybase IQ のパフォーマン スが向上します。これは主に、物理メモリ量と、Intel Pentium Sybase IQ ペー ジの圧縮解除能力が同じでも、NTFS の方が Sybase IQ バッファ・キャッシュ より大量のデータを格納できるからです。したがって、Windows プラット フォームで Sybase IQ を使用する場合は、Sybase IQ バッファ・キャッシュのサ イズを推奨される標準設定より小さくしてください。

Sybase IQ メイン・バッファ・キャッシュとテンポラリ・バッファ・キャッシュ には、Sybase IQ データ ( ページ ) が非圧縮形式で格納されます。つまり、100MB

Sybase IQ バッファ・キャッシュには、100MB 分のデータを格納できます。 これに対し、NTFS キャッシュでは Sybase IQ データを圧縮形式で管理します。 このため、圧縮率が 2:1 の場合、100MB NTFS キャッシュには 200MB Sybase IQ データが格納されている可能性があります。したがって、NTFS キャッシュでは、キャッシュのヒット率をより高く維持して、I/O を減らすこ とが可能です。たとえ NTFS キャッシュから Sybase IQ バッファ・キャッシュ に移動するデータを圧縮解除するために計算のオーバヘッドが生じても、I/O の削減効果の方が重要です。

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Sybase IQ

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