Sybase 12.7 manual リモート・データベースと異種データベースのクエリ, パフォーマンス&チューニング・ガイド

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リモート・データベースと異種データベースのクエリ

2 章 テーブルのジョイン

Adaptive Server Anywhere テーブルと

Sybase IQ テーブルの

ジョイン

データベースが BLANK PADDING OFF を指定して構築された場合、CHAR データ型は Adaptive Server Anywhere Sybase IQ の間で互換性がありません。 文字データをジョイン・キーとして使用して、Adaptive Server Anywhere テー ブルと Sybase IQ テーブルの間でデータベースのジョインを実行する場合は、 BLANK PADDING ON を指定して CHAR データ型を使用します。

注意 Sybase IQ CREATE DATABASE は、新しいデータベースについてはBLANK PADDING OFF をサポートしなくなりました。この変更は、既存のデータベース には影響しません。BlankPadding database プロパティを使用して、既存のデータ ベースの状態をテストすることができます。

select db_property ( ‘BlankPadding’ )

Sybase では、ジョイン結果が正しくなるように、BLANK PADDING OFF によっ て影響を受ける既存のカラムをすべて変更することを推奨しています。ジョイ ン・カラムを VARCHAR ではなく CHAR データ型として再作成します。CHAR カラムでは、常にブランクが埋め込まれます。

リモート・データベースと異種データベースのクエリ

ここでは、Sybase IQ をコンポーネント統合サービス (CIS) と組み合わせて使用 する方法について説明します。CIS を使用すると、Sybase IQ を通して Adaptive Server Enterprise データベースとリモート・データベースまたは非リレーショ ナル・データ・ソースにクエリを実行できます。CIS Sybase IQ の一部とし てインストールされます。

CIS を使用すると、リモート・サーバ上のテーブルに、ローカルのテーブルの ようにアクセスできます。CIS は、複数のリモート異種サーバのテーブル間で ジョインを実行し、1 つのテーブルの内容を、サポートされているリモート・ サーバへ転送します。

リモートのデータベースやデータ・ソースにクエリを実行するには、そのテー ブルをローカル・プロキシ・テーブルにマッピングする必要があります。CIS は、データがローカルに格納されているかのように、プロキシ・テーブルをク ライアント・アプリケーションに示します。テーブルにクエリを実行すると、 CIS は実際のサーバ記憶位置を判別します。

リモート・データベースをジョインするには

1Sybase IQ システム管理ガイド』の手順に従って、プロキシ・テーブルを 作成します。

2リモート・テーブルをプロキシ・テーブルにマッピングします。

パフォーマンス&チューニング・ガイド

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