Sybase 12.7 manual ユーザが多数存在する場合の最適化, ロードに使用するメモリの削減, ロードのためのブロッキング係数の調整, パフォーマンス&チューニング・ガイド

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ロードに使用するメモリの削減

5 章 システム・リソースの管理

ロードに使用するメモリの削減

LOAD_MEMORY_MB オプションを設定すると、ロードや他の同様の操作に使 用するヒープ・メモリ量を制限できます。詳細については、「ロード、挿入、 更新、同期、削除のためのメモリ」(106 ページ ) を参照してください。

ロードのためのブロッキング係数の調整

BLOCK FACTOR を使用して、フラット・ファイルからロードする場合の I/O を減らします。LOAD コマンドの BLOCK FACTOR オプションにより、入力 ファイルの作成時に使用したブロッキング係数( ブロックあたりのレコード数 ) を指定します。デフォルトの BLOCK FACTOR 10,000 です。

このロード・オプションの構文は、次のとおりです。

BLOCK FACTOR = integer

BLOCK FACTOR を決定するときは、次のガイドラインに従ってください。

record size * BLOCK FACTOR = memory required

このオプションを使用するには、バッファのメモリ以外に追加メモリが必要と なります。使用可能なメモリが大量にある場合、または同時にアクティブに なっているユーザが 1 人のみの場合は、BLOCK FACTOR の値を大きくするこ とによって、ロード・パフォーマンスを向上できます。

ユーザが多数存在する場合の最適化

Sybase IQ で処理できるユーザ接続の最大数は、32 ビット・プラットフォーム (Linux Windows 2000/2003/XP) では 20064 ビット・プラットフォーム (Sun SolarisHP-UXItaniumAIX) では 1,000 です。64 ビット・システムでこの ような多数のユーザをサポートするには、オペレーティング・システムのパラ メータと start_asiq サーバ・パラメータの両方を調整する必要があります。推 奨事項については、これ以降の各項と『Sybase IQ インストールおよび設定ガ イド』を参照してください。

ユーザが多数存在する場合の Sybase IQ コマンド・ライン・オプションの変更

次の start_asiq のスイッチは、ユーザ数が多い場合の処理に影響を与えます。

-gm#_connections_to_support

-iqgovern#_ ACTIVE_ queries_to_support -gn#_Catalog_Store_front_end_threads -cCatalog_Store_cache_size

-chsize -clsize

パフォーマンス&チューニング・ガイド

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