Sybase 12.7 manual 探索条件の使用, パフォーマンス&チューニング・ガイド

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探索条件の使用

1 章 データベース・テーブルからのデータの選択

探索条件の使用

ここでは、WHERE 句の複合探索条件、パターン・マッチング、探索条件ショー トカットを使用して、日付を比較する手順について説明します。

employee テーブルにある一部の従業員の情報だけを表示したいことがあり ます。SELECT 文に WHERE 句を追加すると、テーブルから一部のローだけ を選択できます。

たとえば、John という名前の従業員だけを表示するとします。

John という名前のすべての従業員をリストするには

次のコマンドを入力します。

SELECT *

FROM employee

WHERE emp_fname = 'John'

emp_id

manager_id

emp_fname

emp_lname

dept_id

318

1576

John

Crow

400

862

501

John

Sheffield

100

1483

1293

John

Letiecq

300

 

 

 

 

 

アポストロフィおよび 大文字と小文字の区別

注意

名前 'John' はアポストロフィ ( 一重引用符 ) で囲む必要があります。アポ ストロフィは、John が文字列であることを示します。引用符( 二重引用符 ) には別の意味があります。引用符を使用すると、無効な文字列を有効なカ ラム名やその他の識別子として使用できるようになります。

サンプル・データベースでは大文字と小文字が区別されないため、'JOHN''john''John' のいずれで検索しても同じ結果が返ります。

次のように、これまで学習した句を組み合わせて実行できます。

SELECT emp_fname, emp_lname, birth_date

FROM employee

WHERE emp_fname = 'John'

ORDER BY birth_date

句を指定する順序は重要です。FROM 句を最初に指定し、その後に WHERE 句、ORDER BY 句の順に指定します。これ以外の順序で句を入力すると、 構文エラーが返されます。

文を複数の行に分ける必要はありません。[SQL ] ウィンドウに自由な フォーマットで文を入力できます。入力した文が画面の行数を超えると、 [SQL ] ウィンドウのテキストがスクロールします。

パフォーマンス&チューニング・ガイド

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