5 章 システム・リソースの管理

 

 

 

プロセスの中止による

警告! UNIX システムで中止されたプロセスは、自動的にクリーンアップさ

共有メモリへの影響

れずに、セマフォまたは共有メモリにそのまま残されます。UNIX 上の Sybase

 

IQ サーバを正常に停止するには、『Sybase IQ システム管理ガイド』の「第 2

 

Sybase IQ の実行」「データベース サーバの停止」に説明されている

 

stop_asiq ユーティリティを使用します。ipcs ipcrm を使用して、異常終了

 

後のクリーンアップを行う方法については、『Sybase IQ トラブルシューティ

 

ングおよびリカバリ・ガイド』の「第 1 章 トラブルシューティングのヒント」

 

を参照してください。

 

 

 

バッファ・キャッシュの管理

Sybase IQ では、バッファ・キャッシュに最も多くのメモリが必要です。Sybase IQ には、IQ ストア用とテンポラリ・ストア 用の 2 つのバッファ・キャッシュ があります。ページング、データベースへの挿入、バックアップやリストアな どのすべてのデータベース I/O 操作にこの 2 つのバッファ・キャッシュが使用 されます。メモリ内にあるデータは、この 2 つのいずれかに格納されます。す べてのユーザ接続は、これらのバッファ・キャッシュを共有します。Sybase IQ が、各接続にどのデータが関連付けられているかを追跡します。

バッファ・キャッシュの管理の詳細については、以降の項を参照してください。

メモリ要件の計算方法については、「バッファ・キャッシュ・サイズの決 定」を参照してください。

設定サイズがわかっているバッファ・キャッシュ・サイズの設定方法につ いては、「バッファ・キャッシュ・サイズの設定」を参照してください。

適切なバッファ・キャッシュ・サイズを決定する方法の例については、 5-1 (112 ページ ) を参照してください。

バッファ・キャッシュ・サイズの決定

IQ ストアとテンポラリ・ストアに指定するバッファ・キャッシュ・サイズは、 さまざまな要因によって決まります。デフォルト値 ( メインに 16MB、テンポ ラリ・キャッシュに 12MB) では、ほとんどのデータベースでサイズが不足し ます。アプリケーションに必要な実際の値は、次の要因によって決まります。

システムに搭載されている物理メモリの合計量

Sybase IQ、オペレーティング・システム、その他のアプリケーションが それぞれのタスクを実行するのに必要な物理メモリの量

ロード、クエリ、またはその両方を実行するかどうか

5-1 (112 ページ ) の例を通して、サイトに最適な設定を決定するときは、こ れ以降の各項で示されているガイドラインを参考にしてください。

パフォーマンス&チューニング・ガイド

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Sybase 12.7 manual バッファ・キャッシュの管理, バッファ・キャッシュ・サイズの決定, 章 Sybase IQ の実行」の「データベース • サーバの停止」に説明されている, パフォーマンス&チューニング・ガイド